医食同源 その1 糖尿病とバナナ

 糖尿病、高血圧症、脂質異常症 

 って本当に生活習慣病だなと思う。外来患者と話す時間がなかなか取れないが、下記のようなテンプレートを作成して問診したら便利だった(まだ発展途上で更に項目を充実させる予定)

 

食事は誰が作る?  自分、妻、母、寮
  飲酒量は? 休肝日はある?   タバコは 何本/day ?
  間食は? お菓子、チョコレート、アイスクリーム
     果物 (特に リンゴ、バナナ、ブドウ)
  ラーメンは? カップ麺は?
  コンビニ弁当、スーパーのお惣菜、夜食(特にガードマンなど夜勤の人)
  ジュース、ポカリスエットアクエリアス、缶コーヒー
  サプリメント、健康食品、プロテイン、青汁
  乳酸飲料、カルピス、リポビタンD, チオビタ
  調味料 食塩摂取量は? マヨネーズ
  市販薬は?  正露丸、救心、
  命の母A、プラセンタ、シジミ何とか、セサミン
  漢方薬を2種類以上
 
 上記について目立つものをいくつか解説したい。

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果物 当地はリンゴ農家が多く、「リンゴを食べるな」とは言い難い。しかしリンゴはカロリーが高く、好きなだけ食べられると糖尿病は悪化する。「一日2~3切れに抑えて下さい」と言っている。
 バナナ 最近、糖尿病患者のコントロールが集団で悪化している。原因はバナナだ。「何でそんなに大量に食べるの?」「ためしてガッテンで血圧を下げると言っていた」「だって糖尿病が悪化するだろう」「NHKが良いって言ってんだぞ!」「バナナはとんでもなくカロリーが高いんだ。これから42.195km 走るとか、工事現場で肉体労働をするなら良いが、テレビ見ながらバナナ食ってんじゃねー」
先日の患者はメーカー全種類のバナナを冷蔵庫に揃えていると。メーカーにより微妙に味が違うのだそうな。腹が一杯でも体のために頑張って食べるという。さらに車でブドウを買いに行き、潰して冷凍保存していつでも食べれるようにするのだとか。「良い訳ないだろ」「何で?」「ブドウ糖って言うでしょ。糖の塊だよ。」

自宅の組み立てパソコンの改装(その2)

 金銭的に余裕ができて自宅のパソコンの改造に取り組んだ。
 私が現在運用しているパソコンは3台。
1)職場、出張先&旅行先で使うVaioのノートパソコン(ポンコツ。時々裏蓋を外して電池の配線を外してのresetを要する)。
 2)マウスコンピューターのlaptop。3台中では最もハイスペック。仕事用と公舎での趣味用。laptop だが重くて携行不能
 3)自宅のdesktop型。自作。主に妻のネットサーフィン用。
 この3)の改造に取り組んだ。主な理由は、マザーボードが逝ったのでマザーボードを交換したら電源が不安定になった。そこで全部品を交換するつもりだったがハタと思いついた。「電力の供給不足では?」必要電力量を計算するとかなり足りない。
 (「ドスパラ」「電源容量計算」でググってみよう)
 電源を交換したら安定した(以前の私が書いた記事は誤っていました)。私はニプロン製電源の信者だ。高額だが医療機器の電源の半分はニプロン製とも言われる。でも通常電源は1万円程だが、今回のニプロン製は4万円位。
 ニプロンのPCSA-300P-X2V から HPSCA - 1000P-E2S に交換した。ケーブルが付属していて接続は容易。
 期待通り、外部の周辺機器をつないでもたOSが立ち上がるようになった。
 
ここで大失敗
 そこで、さらにハードディスクドライブ(HDD)を交換した。理由は家族の写真などを自宅のパソコンに保存しているが、バックアップ用のHDDを増設したかったから。
 自宅パソコンの記憶媒体は1)systemとapplication 用のSSD 2)data 用の1テラのHDD 3)これに将来動画を保持したくなった時のためにも6テラのHDD を増設する。
 2→3へのback up はバッチファイルの自作コマンドを使うつもり。
 というわけで、東芝製の内蔵用3.5インチタイプを購入して増設したら・・・
 「構成が変更されたのでマイクロソフトのOSのDVDを入れろ」とか何とかの英文が表示された。慌てて探したらWindows 7 のDVDが出てきた。「Win7でWin10がリカバリーできるのか?」と不安を抱えながら表示される手順に沿い試行錯誤し、(表示される手順は古いためか、この手順通りではうまくいかない。)2時間ほどでrecover に成功! (申し訳ありませんが自分が成し遂げたこの手順は覚えていません。再度やって成功する自信がない)
 とりあえず修理できたのであと何年かはこのままで行きたい(次はCPUか?)。次回バラすときにはWindows のOSを買わなくてはいけませんね。
 
 20万円を予定していた改造費が6万円ほどで済んだ。

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電源。このパソコンケースは星野金属のprism です。
 今回わかったことのまとめ
 USB接続で外部HDDをつないだ場合、「パソコンの構成」は変わらないので、OSのDVDを要求されることはない。しかしUSBを接続する順序が変わるとドライブレターが入れ替わることがある。
 内部HDDを増設すると上記トラブルが起こり得る。しかしパソコン周りがすっきりすることと、ドライブレターが固定されるのでバッチコマンドが使い易い。

僕のピアノ史(その1)

 なぜ両親は息子にピアノを習わせたのだろう。普通の会社員の家庭にはアップライトピアノを買うのも大変だ。高度成長期には良家の子弟はピアノを習う人が多く、たぶん両親は金持ちの生活に憧れただけではないか。
 小学校~中学校まで習った。近所の女子大生がバイトで教えてくれた。小学校5年生からまともな先生に習い始めたが、「誰にこんな変な弾き方を習ったの!」と呆れられた。高校でやめた。

 月日が経ち、仕事で地方テレビ局のイベントに参加した。ディレクターは小学校で一学年上の女性だった。
 「あの時の・・・。ピアノで芸大に進学したと聞きましたが。」
 「はい。」  「どうでした?」
 「私にはまったく才能が無くて。」 「そんな~」
 「いいえ、同級生同士でピアノを弾くと誰がプロになれて誰がなれないのかは最初にわかってしまいます。」   「ええ? ・・・そういう世界なんですか?」
 皆で参拝苦杯して一曲弾いてもらった。全員肝を潰した。「3年ぶりの演奏なのでこの程度でご勘弁を」
 (同席した中学校の音楽教師が)「これでプロになれないのですか?」
 「はい。チャンスはありません。」
 「怖ろしい世界ですね・・・」 一同無言。

  また月日は流れ、2016年に転勤した。震災で被害を受けたので建物はプレハブだった。ホールにはピアノがあった。前院長が自分の高校の同級生からの寄付で買ってくれたものだ。
 ある当直の晩にカーテンを閉めて練習をした。
 「おう!誰が弾いてんのや? あっ!失礼しました。」犠牲者多数。意外だったらしい。
 次第に持ち前の研究心に火が点いた。

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公舎の電子ピアノ

 社会の変化に気づく。
1) 楽譜はネットで容易に購入できる。
2) 一流のプロがYouTube で演奏を公開している。
3) プロが練習の仕方を公開している。
4) 演奏チケットもネットで買いやすい。但し人気の人はすぐに無くなる。

 また、ピアノに没頭するのは気分転換にもちょうど良い。
 電子ピアノを買って公舎で練習。ときどき職場で練習。(電子ピアノだけでは、弾き方や自分の音程が狂う。)
  2018年に職場は新築されピアノは新しい部屋に入った。アマチュアの気楽なお楽しみですから演奏レベルにはご容赦を。とは言え分かったことを書き記したい。

 (To be continued)

Mother Board 交換後のUSB端子検査

8年使ったASUS のP8H67V が逝き、デスクトップPCが起動しない。病気の高齢の母、仕送りが必要な子。そこにTVとデスクトップPCとラップトップPCが一斉に壊れたのである。金欠地獄にクモの糸が降りてきた。Mother Board のB75M-PLUS  

 しかし電源投入時に「USBに過剰電流・・・shutdown する」と英文表示が出て起動しない。手元にあったUSBのDIP化キットで(写真)回路を作り、テスターでUSBソケットを全て調べたが漏電はない。Amazon では他の人が「拡張カードは最小限に」と書き込んでおられるが、さらにUSB接続機器も減らすべし。それで起動した。謝謝! ASUS。約一万円でデスクトップパソコンの修理完了。

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USB dip化kit を使った検査のための回路

 

TV の分解掃除

我が家のTVの電源が入らなくなった!

以前何かの本で読んだが、TVは内部が高電圧で家の中の埃を吸着する。だから、掃除をするだけで半分は復活すると。

というわけで(電荷を取るため)一週間電源を入れずに放置したのち、分解して中から大量の埃を取り除いた。

 でもダメでした。作業後に気づいたが、「半分復活する」という「半分」って誰がどういう統計を取ったんだ?

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テレビの内部。外したネジは画用紙にセロテープで貼って場所を記入する。

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15年使用したテレビ

 

Vaio note reset


 2013年11月に購入した SONY vaio のノートパソコン(5年3か月使用)、SPV1121AJ2が電源ボタンを押しても起動しなくなりました。どうしよう?ネット検索をしたら、「こういう時にはパソコンの中の電池を10秒以上外してみよ」と言うわけで私もtry!  → 成功! そこで内部へのアクセスの仕方を記録します。

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裏面

ショックアブソーバーのラバーを外すとネジが現れます。中央メモリー増設用の穴にもネジが一個あります。(3+1)×2 +1=9 個のネジを外します。

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マイナスドライバーなど平たい金具を使ってこじ開けます。中央から右の電源方向をまず外してください。私は左にまず外してしまい、USB挿入部を一個ダメにしました。

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電源ケーブル

中央オレンジ色のL字型の厚いシールが電源ケーブル。矢印の2個のネジを外します。

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その後ケーブルを真上(パソコンを寝せた状態なら部屋の天井方向)に引くと外れますので、10秒以上時間をおいてから再度嵌めこんで元通りにしていきます。全部元に戻す前に電源を入れてみて下さい。電池が全くダメになっているならケーブルを外したままにし、モバイルでの使用は放棄していつも電源をつないで使うことになります。

ショックアブソーバーのラバーはビニールテープで張り付けて使用中。

超音波距離センサー その2 名札

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 電光掲示板式の名札の問題は、いつも流れているとうっとうしい。そこで超音波距離センサーを付けた。左下にあるのはreal time clock で、この情報も受け取ります。

 人が近づくと私の名前、所属、今の時刻を表示します。使ってみると時刻は余計だった。写真は大きいmatrix だが目立ちすぎてうっとうしい、名札として使うならmini matrix の赤以外の色を勧めます。

 写真で:右上はSparkFun の電源。左上は超音波距離センサー、右下はadafruit 8×8のmatrix 。左真ん中はArduino Pro Mini 5V。左下はRTC。Lipo battery は基板の裏に回っています。

【使い方】レセプションで。

「これは美人が近づくと動き出して私の名前をアピールします。」(女性は気持ち悪そうにオヤジを見つめ返す)

 「ああっ!動き出した。流石にお奇麗なかたですねえ。」(理系の女性ほどはまる)  

 実際にはビール瓶でも何でも近づくと動く。あなたの話術の技量次第。

       読者の健闘を祈る!

 ここから下はarduino IDE に入れてupload して下さい。RTC, matrix, 超音波距離センサーのsample code を混ぜて書き直しただけです。duration の値を変えると検知する距離を変えられます。RTCを外すならその部分をcomment out しながら動作確認をすれば不必要な部分が判るはずです。

 

//Before running this program, you must set the time for RTC by using //realTimeClockTimerReset program.
#include <Wire.h>
#include "RTClib.h"
#include "Adafruit_LEDBackpack.h"
#include "Adafruit_GFX.h"
#include <avr/power.h>
Adafruit_8x8matrix matrix = Adafruit_8x8matrix();
  RTC_DS1307 RTC;      // Establish clock object
  DateTime Clock;      // Holds current clock time
    int hourval=0;
  int minuteval=0;
  int secondval=0;
const int Trig = 11;
const int Echo = 10;
unsigned int Duration = 0;
void setup() {
    power_spi_disable();
    power_adc_disable();
    power_usart0_disable();
    pinMode(Trig,OUTPUT);
    pinMode(Echo,INPUT);
    Wire.begin(0x68);
    RTC.begin();              // Initialize clock
    matrix.begin(0x70);  // pass in the address
  }
   
void loop() {
    //  DateTime Clock;                    // variable to hold our time
    char* colon = ":";                 // static characters save a bit
    char* slash = "/";                 //   of memory
 
  Clock = RTC.now();                 // get the RTC time
 
  hourval = Clock.hour();  //+offset  calculate hour to display
  if(hourval > 23) hourval-=24;      // adjust for over 23 hour
      else if(hourval < 0) hourval+=24;  //   or under 0 hours
 
  minuteval = Clock.minute();        // This block prints the time
  secondval = Clock.second();        //  to the LCD Shield
 
    digitalWrite(Trig,LOW);
    delayMicroseconds(1);
    digitalWrite(Trig,HIGH);
    delayMicroseconds(1);
    digitalWrite(Trig,LOW);
    Duration = pulseIn(Echo,HIGH);
 
  if (Duration<3750) {
    // triger for 50cm=2500 duration
        matrix.setTextSize(1);
        matrix.setTextWrap(false);  // we dont want text to wrap so it scrolls nicely
        matrix.setTextColor(LED_ON);
        matrix.setRotation(0);
    for (int8_t x=8; x>=-70; x--) {
      matrix.clear();
      matrix.setCursor(x,0);
      matrix.print("T.Endoh");
      matrix.writeDisplay();
    delay(75);
  }
 
    matrix.setRotation(3);
    for (int8_t x=8; x>=-76; x--) {
      matrix.clear();
      matrix.setCursor(x,0);
      matrix.print("Chinke Company");
      matrix.writeDisplay();
    delay(65);
  }
 
     matrix.setTextSize(1);
        matrix.setTextWrap(false);  
        matrix.setTextColor(LED_ON);
        matrix.setRotation(3);
    for (int8_t x=8; x>=-30; x--) {
        matrix.clear();
        matrix.setCursor(x,0);
      if(hourval < 10) printzero();    
        matrix.print(hourval);
        matrix.print(colon);
      if(minuteval < 10) printzero();
        matrix.print(minuteval);
   
          matrix.writeDisplay();
      delay(80);
      matrix.setRotation(0);
      }
     
      matrix.setRotation(3);
    for (int8_t x=8; x>=-60; x--) {
      matrix.clear();
      matrix.setCursor(x,0);
      matrix.print("O`Clock");
      matrix.writeDisplay();
    delay(45);
  }
   delay(3000);
  }
  else;
  delay(1000);
}
void printzero() {
    matrix.print("0");
  }